「0円と暮らし」

東京都内の村に通う小川治子と山下雄至は、ハローワークの職員である。この時代、村は特別視され、ハローワークが設置されず、職員は23区内から派遣されていた。村人向正(むかいただし)はハローワークがなぜ無いのか、その根拠を尋ねる。

 

小川治子「こんにちは。ハローワークです。今日も山下さんと一緒に来ました」

山下雄至「山下です!どうもー。」

向正「今日は、折り入って相談があって、きました。この場をお借りしてもいいでしょうか。」

小川治子「こまります、一体なんでしょうか?」

山下雄至「う、うん。分からないけどお伺いいたしましょう。」

向正「この村にはなぜ、ハローワークがないんですか?」

小川治子「それはですね...ええと。」

山下雄至「それは国の設置基準として、この村には採択しない事となりましたので....」

向正「それはおかしいかと思います。なぜなら、ハローワーク法の第一条にハローワークは村にも設置すると書かれており、

実際、隣村のB村にはハローワークが設置されています。」

小川治子「ええっそんな...」

山下雄至「そうですか。この件は預からせていただいて....。」

 

A,B選択制

 

問題A.後日の展開を考えよ

 

問題B.向正はなぜハローワークを設置しようと考えたのか、読み取りなさい。



模範解

 

A.ハローワークは後日設置された。二人は辞めさせられた。

 

B.隣村のB村にはハローワークが設置されているから。